戦術自衛隊夜間訓練

「お前、人の胸の事言ってるけどなぁ」

酔っ払い特有のトロンとした目で、豊田は正座した小暮を睨む。

「お前のはどうなんだ?」

「は?俺の胸?」

「男の乳なんて興味あるかハゲ、お前のモノだよ」

「モノッ?」

「ちょ…おま…脱げ」

「えぇえぇえぇえぇえっ!」

「いいから脱げ、確認してやるから」

「いやっ、ちょっ、ここ最近はカミサンにしか見せた事ないのにっ!」

「生娘かお前は、ほらチャッチャと脱げ」

「いやぁっ、こんなとこでっ」

「何だこの粗末なの」

「そういう事言わないで!傷つくから!」

「見苦しい、しまえ」

「自分が脱げって言ったくせにっっっっ!」