何となく分かってた

ご飯を私の部屋の前に
運んでくれてるのも玲音だろうなって。

それも毎日欠かさずに。

唯「怖かったんだ
信じ切った人に裏切られる、捨てられる
またそうなるんじゃないかって。
別に嫌いってわけじゃないし
むしろ拾ってくれた玲音の家族にも
感謝してる。」

玲「いつでも頼ってきていいから
昔の両親みたいに捨てたりしない。
その気持ちは父さんも母さんも
一緒だから信じて欲しい。」