「……ははっ‼︎」

『…‼︎?』

「はははっ‼︎ っちょ、待って… くっ…‼︎



お腹を抱えて笑う秋君を、ただただぼーっと見てることしかできなかった


…って、アドレスは!!?

あんだけ恥ずかしいことしといて、アドレス交換できなかったら、

恥ずかくて死ぬっっっ





《 あの… 秋君? 大丈夫??》

まだ笑ってる秋君に、とりあえず話しかけた

…のが、間違いだった。


彼は私に爆弾を落とした


「くくくっ… ごめんごめん
照れてんのがあまりに可愛くて。」


笑すぎて出た涙を拭いながら、そう言う彼に、私は顔を赤くすることしかできなかった



「ねぇ、赤外線でいい?」


……。
《うん》



画面に表示された「 佐伯 秋 」の文字

それを見たら、なんとも言えない幸福感に満ちた