まさか、また ここに来ることになるとは。 ――――ゴゴゴゴゴ―――― 中に入ると。 「お帰りなさいっす!」 レオと彰希にあいさつする下っぱのヤツ。 そして、不思議そうな目で あたしと音々を見る。 そうだよね。 あたしたち一般人なんかが突然、 暴走族の倉庫に現れたんだもんね。