どうしてだろう。 答えが出せない。 あたしにとって佐野有って…? ぐちゃぐちゃにかき乱れたパズル。 後、1つ。 たった1つのピースで何かが変わる。 そして… 壊れる。 そんな気がしてならない。 たまらなく怖い。 「真柚、たまたま話し掛けられただけだろ?」 拓の救いを求める声。 きっと勘づいているのだろう。 何かがまた歪み出したことを。 …もう戻れないくらいに。 「ごめん、何も言えない。 わからないのあたし。何もかも」 そう言うのが精一杯だった。