「見たんだ、裏庭で一人で泣いてる橘さんを。
その後速水と帰って行くのも。
ずっと何か引っ掛ってた」
見られてたなんて。
引っ掛ってたってどうして?
何が、何が引っ掛かってたの?
「やっぱ、俺。橘さんが欲しい」
偽りのないように思える。
でも、あたしあなたのこと何も知らない。
どこまでが本心かもわからない。
抱えている何かも、
どうしてそんな乾いた目をしているのかも。
あたしは…本当のあなたに会いたい。
この感情は何なのだろう。
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