「痛…」

やっぱこんな馬鹿なことするんじゃなかった。
足にも泥が付いちゃうし。
それに靴どうしよう。
裏庭から昇降口まで結構あるし…。

ちらっと図書室を覗く。
どうやら気付いていないみたいだ。
それは良かったけど…
もう図書室には戻れないし、戻りたくもない。

はぁ、困ったな。