「ねぇ、にの!一緒に帰ろう」
「あ、やよい!一緒に帰ろう〜」
「あ、あのぉ、桜も一緒に帰っていいかな?」
…桜。まだあたしにつきまとうんだ。
なんでそんなに桜は私にこだわるのだろうか…。
この時あたしにはまだわからなかった。
「嫌よ。私はにのと2人で帰りたいの」
「そんなこと言ったら桜だってにのと帰りたいの!」
「え、」
桜にそんな風に思われてるなんてしらなかった。
「桜は榊君とでも帰ったら?」
「楓はバスケ部いったもん。」
「なら、前田さんは部活終わるまで待ってたらいいじゃない。にの、帰ろう!」
「あ、うん。ごめんね桜。またね」
そう言ってその場を後にした。
この時の桜の気持ちなんてあたしはしらなかった。
そうなにも…。


