恋をして


「なに?」


「え、えっとぉ…」


この人…なんか怖いっ!


「あたしが悪かったよ。桜ごめんね。だからもういいでしょ?桜も泣くならもっと上手に泣きなよ。うざったい。
楓も桜ももうあたしに関わらないで。」


最後にあたしは楓の急所を蹴った。


「仁乃っ!」


「あ、ごめん、やよい」


「いや、いいんだけどさ、なにあの桜って子…なんか妙に違和感感じるんだよね…」


「えぇ、そう?普通の女の子じゃないの?てか、もう桜の話しないでー」


「ごめん、ごめんっ!私もあの子苦手だわ。」


やよいは苦笑いしながらそういった。


この…やよいがいった妙な違和感…。


それは…的中するのであった。