私たちは自分たちのクラスに向かった。
ーガラッ…
そこにはすでに桜と楓がいた。
「あーーっ♪にーの!同じクラスだね!また一年間よろしくね!」
「…桜。」
「ねぇ、あれなに?仁乃の友達?」
「うーん、まぁ…中学の時の友達…かな?」
私的にはもうあまり関わりたくない。
「これからも一緒にいよーね!にの!」
「ごめん、桜。あたしもう桜と一緒に居れない。」
「なんでぇ…?桜が楓を取ったから?」
…なにそれ。自覚症状ありかよ。
「別にそーじゃないよ?あたし楓の事なんてもう好きじゃないしお好きにどーぞ。でも、もう関わらないでほしいんだ。」
言った。ついに言ったんだ…っ!


