「美月~、今度の日曜日遊ぼ~」 孝太郎が上目遣いでアタシにねだる。 「そんなんより、プリントはよ終わらして」 「終わらしたら遊んでくれる~?」 「わかったから、はようしてっ!!」 アタシは奏多君が来ないことでイライラしてたから、適当に答えた。 「いやったぁ!!じゃあ9時に駅前な~!!」 そう言うやいなや、孝太郎はものすごいスピードでプリントを終わらせた。 しまった…