「いいから、もう関わるな」 急に奏多君の口調が厳しくなった。 はぁ!? こういうのって…命令されると それに逆らいたくなる。 「奏多君こそ別にアタシが孝太郎と仲良くしようと関係ないやん!アタシのことフった癖になんなんその言い方!?」 逆切れするアタシを 哀れみの目で見つめる奏多君。 アタシのこと好きなんやったら 素直になりゃいいのに!! アタシはイライラと部屋の中に戻った。