「お2人さん、知り合いな~ん?」 美緒が甲高い声で尋ねた。 「う…ん、中学の時付き合っててん」 アタシがそう言うと 奏多君の目が ふいにアタシを捉えた。 「へぇ~、そうなんやぁ!」 美緒が答えると同時に 奏多君はまた下を向いた。 なんなんよ…