吸い込まれそうな綺麗な瞳。 「アタシ…」 どうしよう。 止まらんかも… 「アタシ、奏多君の彼女になりたい!!」 「…」 やっちゃった!? 奏多君は大きな目をさらに大きくした。 「いや…あの…、アンタ…変な子やと思ったけど、ちょっといきなりすぎじゃない?」 「一目ぼれしてん。奏多君に」 アタシは少々うつむき加減でつぶやいた。