アタシは思わず大声で叫んだ。 「ウルサイ~、ご近所さんにメーワクでしょ」 なんかお茶目な感じやなぁ。 見た目は世間なんて 一切気にしてなそうなのに。 電球の光の下だと 顔のラインまで はっきりと見える。 小さな部屋の中の 奏多君は一層背が高く見え 髪は見事なまでにサラサラだ。 「ちょ、恥ずかしいから見ないで」 奏多君は すでに服を脱ぎ始めていた。 「あ//ごめんっ」 アタシはサッと後ろを向いた。