…でも、それから何分待っても 委員長は来なくて。 …もう10時をまわってしまった。 やっぱ来ないのかな。 やっぱり委員長はあたしのことなんて、どうでもいいのかな。 …やっぱりもう… 諦めるしかないのかな…? 涙を堪えるように見上げたツリーは、残り少ないクリスマスを惜しむように、キラキラピカピカ、輝いていて。 …どーしても、見たかったのになぁ。 このツリーを、委員長と一緒に。