伝えたいのに素直にならない私の気持ち。 もっと素直になればいいのに。 もっと自分に正直になればいいのに。 なれない自分が悔しい。 「高月さーん!」 この声って、もしかして……! 私は走ってくる柊に思いっきり顔を押し込めて抱きついた。 「高月さん……」 顔を見られたくなかった。