まだ手の震えが止まらない……。 そのまま時間はすぐに経っていった。 * もうすぐ、今日が終わる。 結局渡せなかった。 渡そうと思うと、不安ばかりが募っていく。 キィ…キィ… ブランコの音が寒い夜道に鳴り響く。 周りには誰もいない。 ひとり寂しく、ただしたを向いて座る。