髪オッケー。服オッケー。

「バッチリって忘れてた忘れてた」

私は慌ただしく洗面所へと走っていった。







「おい、あれ誰だよ?」

「知らねー…。でも可愛い…」


周りで皆、特に男子がざわついていた。
何騒いでるんだろ?

私はキョロキョロと周りを見回しながら教室へ向かっていた。


「おい……」

この声は、柊。