あれから私達2人は、遊園地へと向かった。

それにしても、まぁ人が多いこと。家族連れよりも、カップルの方が多い。


「よし、まずはあれからな」

柊の指差す方向を見ると、それは私の超苦手な絶叫系のアトラクションだった。

「い、いや…ちょっと…私これだけは……」

「何言ってんだよ。さっさと行くぞ」

えっだから私無理って言ってるんですけどー!!