一年間かけて町内で集積された薪を
井の字型に積み上げて火を放つ。

他の4箇所より少し遅く点火され
一番最後まで燃え続ける。

火の勢いをを衰えさせないように
薪を追加し続けるのが大仕事だ。

この右大文字は北西に向かって大の字になって
いるので四条辺りから見るとKの字に見える。
一番有名なのがこの右大文字である。

続いて北方松ヶ崎、宝ヶ池の両脇、東山が
法の字。西山が妙の字。両方で90基の薪台が
あり標高は100mくらいでかなり見えにくい。

続いて上賀茂の西、西加茂船山の裾野標高200m
あたりが舟形。ヨットのような形をした舟の形で

50基の薪台がある。ここの薪は巻き上げて
包みのようにして上層に火を放つ。

その次が金閣寺の北の岩山で標高100mの岩盤に
40基のの杭が打たれ薪を組み合わせて火を放つ。

左大文字と言われるが右の大文字に比べれば
スケールは遥に小さく標高も低いので麓で
しか見えない。消えてしまうのも一番早い。