青色ジャージ

後ろ姿を見守りながら

私の心の中は大興奮だった。

たった一言だったが日浦くんと

話せたのだ。

憧れの、あの日浦くんと...


すると、

「美晴すごいじゃんっ!よかったね」

と明るく元気な声が聞こえた。


振り返ると親友の高山千歩(たかやま ちほ)が

立っていた。