青色ジャージ

そして、ふと周りを見ると

取り巻きがジーッと怖い目つきで

私を睨んできていた。

(謝りなさいよ...)

目がそんな言葉を訴えているようだった。


私はすぐに「ご、ごめんなさいっ」と謝る。

かなりどもってしまった。

「こちらこそごめんね」

ニコッと笑みを浮かべ日浦くんは

立ち去ってしまった。