青色ジャージ

そんなことをボーッと考えていると

どんっっ!!

誰かとぶつかってしまった。


ハッと顔を上げると、そこにいたのは

日浦くんだった。

私はびっくりして硬直してしまった。


そんな日浦くんは私を見て一言、

「ごめんね、大丈夫?」

と声をかけてくれた。

私は何も言えずただひたすら焦っていた。