「どうするんですか!!」 私は怒りを隠しきれず大声を出してしまった。 「ゴメン」 「ゴメンで済むなら警察は要りませんよ…ッ、理子が大学落ちたらどうするんですか?またゴメンって謝るんですか?それとも土下座ですか?」 「…」 「ほんっと最低」 これ以上話したくない。 私は先生に背を向け予備校内に戻った。 先生はただただ立ちつくしていた。