「え…?」
「先生のせいです」
「……や、める??」
「そうです、もう二度と先生と顔を合わせたくありません。」
「で、でもやめる事は…!」
「もういいんです。大学なんて」
「…ッ」
「だからもう、関わらないでください。お願いします。」
私は肩に置かれていた先生の手を払った。
先生は何も言わず部屋を出て行った。
これでいいんだ。
予備校をやめれば私は先生の事で悩まなくて済む。
そうだよ、最初っからこの選択肢を選んでおけば
変な意地を張って、自分がここまで傷ついて気が付くなんて
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