俺は全力で車のアクセルを踏む。 カーナビに理子ちゃんの住所を入力し、向かう。 予備校から遠くはない。 俺が行ったらまた理子ちゃんを困らせるかもしれない。 でも、このまま会えないなんて嫌だ。 たとえ拒否されたとしても 俺は 理子ちゃんが好きなんだ。