私は、机に散乱した本を丁寧にまとめ床に落ちていたシャーペンを拾い上げる。




“一宮先生が好き”?




そんなはずない。





第一あんな奴好きになったらおしまいだ。





でも、もしこの心の乱れが先生のせいなら…