涼輔さんのために棚の上の物を取り、

肩をもみ、

夜食を作り、

足が痛いと言ったら寝つくまでさすってあげ、

かゆいと言ったら耳かきを突っ込んでかいてあげる。



チェスの相手をし、夜が更けるまで暖炉のそばで話し、毎日一緒のベッドで寝た。



シャワーの時には、身体を洗ってあげ、シャワーも無理だった時には、毎晩身体を拭いてあげた。



でもこれって、下女っていうよりママが小さい子供にしてあげることだよね。



多分涼輔さんは、自我の解放ってやつをしているのだろう。