***
氷室涼輔は目を開いた。
夢を見ていたらしい。
滅多にないことだ。薬のせいかもしれない。
ずいぶん、昔のことを覚えているものだ。
脳のキャパシティには脱帽する。
灯りが消えている。
「都季?」
返事がない。
手探りでスイッチを見つけ、電気をつける。
都季は、そこにはいなかった。
ベッド・サイドのサイド・ボードに置手紙。
手紙というよりも、メモだ。病院の便箋に書いてある。
氷室涼輔は目を開いた。
夢を見ていたらしい。
滅多にないことだ。薬のせいかもしれない。
ずいぶん、昔のことを覚えているものだ。
脳のキャパシティには脱帽する。
灯りが消えている。
「都季?」
返事がない。
手探りでスイッチを見つけ、電気をつける。
都季は、そこにはいなかった。
ベッド・サイドのサイド・ボードに置手紙。
手紙というよりも、メモだ。病院の便箋に書いてある。
