「結羽!!結羽大丈夫??呼び出されたんだって??あたしが先生の手伝いしに職員室行ってたせいで…ごめんね??その場に居なくて…」



「あたしなら大丈夫だよ」



「じゃあ、右の頬においてる手どかしてくれる??」



「!!??」



「手の痕があるよ??叩かれた??」








琴美の手によって隠していた手を外されてしまった…






「藤堂先輩絶対心配するよ!!」


「うん…だけど壱夜には見られたくない…知られたくない…」


「…分かるよ…心配かけたくないよね??迷惑かけたくないよね??」


「だけど、藤堂先輩は絶対結羽を守りたいと思ってるよ??何かあったら全力で助けてくれそうじゃない!!」



「壱夜にはバレたら言うよ…なるべく自分で頑張りたい…」





「そっか…あたしでもいいからね??」









琴美は勘が鋭いよ…






何で頬分かったのかな…






壱夜…辛いよ……