シュンと私のやくそく。
【事実上の彼氏】
【別れていない彼女】
シュンも私も。
あの日に話をした
お互い
【ちゃんとしよう。】の言葉を実行して
シュンも私も
【元カレ。元カノ。】
と別れる事が出来た。
シュンは私に。
「ごめんな。またせて。ちゃんと別れたから、心配しないで!」
と優しく言ってくれた。
私も。
「私も、別れたから。」
と伝えると、シュンは
「もう一度。ちゃんと言うな……。俺と付き合って下さい。」
「今度は、俺が リエの事、守って、幸せにするから。泣かせる様な事は、絶対しねー!俺の為に男と別れてくれたんだもんな。幸せにするから。」
シュンのあったかい言葉に
私は涙がこぼれそうなくらい
嬉しかった。
シュンは、私の事を
すごく。すごく。大切にしてくれて。
いつも私の事を、優しく見守ってくれていた。
その頃の私は
ちょっと荒れていて。
家には、帰らない
夜遊びをする
学校には行かない
といった生活で。
生活スタイルが、むちゃくちゃだった。
友達の家にタムロして
朝まで、みんなでワイワイとばか騒ぎをしたり、あり得ない行動をしたり
そんな。私をシュンは
見守ってくれて。
時には叱ってくれて。
シュンの愛情が
伝わっていた。