私たちは、シュンの家に行った。


シュンの部屋に入ると、私の瞳に入ってきたのは、私の写真が飾ってあった。

私と別れてから、だいぶたっているのに
シュンは、あの頃のまま
変わらずに私の写真を………………。

嬉しかった。

その反面、私は、どうしていいか、わからなくなった。

シュンは。笑いながら

「俺。まだ、リエの事、忘れられなくて。写真、そのままだよ。」

と言っていた。

私は

「うん。懐かしいね。」

とシュンに、言った。

前みたいに、また、四人で話をして
ジュンちゃんとヨーコは
床に横になり、二人共 寝てしまった。


私とシュンは
しばらく、二人で、話をしていた。

シュンは、今の私の事を気にしてくれていた。

「リエ。今、幸せ?か?」
「ちゃんと。大事にしてもらっているのか?」

酔っぱらっているシュンは、私に
いろいろな。質問をしてくる。

私は、そんなシュンの質問が苦しかった。

シュンの優しさが、伝わり過ぎて
辛かった。



シュンは。

「少し。寝ようか?」

と私をシュンのベッドへと入れてくれた。

シュンは。
ベッドの中でも

「俺。本当にリエが好きでしょうがない。」
「もう、俺のもんじゃないのが、辛いよ。」

シュンは、私に気持ちをぶつけながら
あの頃と同じように、優しく抱きしめてくれたり、優しいキスをしてきた。

私は、少し、ごまかしながらも
そんな。シュンに身を和委ねて
心の中は、嬉しさで、いっぱいだだった。


また。
シュンのあたたかい、大きな胸の中で
眠れる。心地よさが
たまらなく、懐かしかった。

自然も、私も

【シュンが好き。】

と思った瞬間だった。