あの日の
出会いから3日後……。

突然の電話。

「もしもし?」

それは……
シュンからの電話だった。

びっくりした私は
声を震わせながら……

「もしもし。」と答えた。

シュンは、私の声を聞くなり
「元気だった?」

「うん。元気だよ。てか……。3日前に会ったばかりじゃん。」

私は、ちょっと、おかしな気分で答えた。

シュンの反応は

「うん。そうだったね。」 の一言。

一体。何の電話?……と私は思うぐらい
会話も無く、2人共 黙ったまま。


……。……。……。……。……。……。


沈黙が続いてる間に
うしろの方から

『早く!言えよー!』と友達の煽ってる声が聞こえてきた。

私は。
『えっ?なに?』とゆう気持ちで
シュンの言葉を黙ったまま、待っていた。

そしたら、シュンが

「あのさー。………………。付き合ってくれないかな?」

突然の告白に私は
本当にびっくりした!

出会った日には、そんな素振りも、態度も無く
普通に、ともだち。になっていたから。


でも。
私は、シュンのその言葉が
胸に突き刺さって

「うん。」

と答えていた。

シュンは、私の返事を聞くなり

「やったー!!」

とシュンの声と同時に
受話器が落ちた音も聞こえてきた。

私は。
「えっ?もしもし?」
と問いかけたら
シュンの友人が受話器に出て

『ごめんねー。アイツ。大喜びで、ガッツポーズしながら喜んでるよ。』
と言ってきた。

私は、出会った時に見た
少年ぽさが残る、シュンの笑顔が想像できて
私のほうまで
ニヤけちゃう感じがした。

シュンがまた、電話に代わったきて

「ありがと。今、修学旅行中で、お土産買って帰るからね。」

て言ってくれた。

私も

「うん。気おつけてね。」

と言葉を返して

私たちは、付き合う事になった。