私の
荒れた生活や、むちゃくちゃな生活で
私は、大きな代償を背負う事になってしまった。
一ヶ月もの間、地方に預けられてしまう事になった。
１０代の遊び盛りの私には
あまりにも辛い、生活をしなければならない事が、決まってしまった。
なにより、シュンと会えなくなるのが
つらかった。
今でさえ、シュンとの時間が少ないのに。
シュンに
「私、一ヶ月の間、地方に行く事になった。」
と、シュンに話をしたら
シュンは
「なんでだよ。………。ウチで面倒みてやる！」
「俺が、更正させるよ。」
と言ってくれた。
その優しくて、あたたかい言葉に私は
嬉しくて仕方なかった。
でも。
現実は
【そんな事、無理。出来ない。】
と１０代の私にでも、わかっている。
きっと、シュンにもわかっていたはず。
それでも、シュンの優しさに
私は、素直に嬉しかった。
シュンは
私が、今まで荒れた生活も
むちゃくちゃ やっていた事も
【自分が、かまってやれなかった自分の責任】
と思うくらい
私の事を、大切に考えてくれていた。
そんな、私は、明るく
シュンに
「一ヶ月ぐらい。大丈夫！電話だってするし。手紙もいっぱい書くから。」
とシュンに話すと、シュンは
「俺も。手紙書くよ！電話だってする！」
と言って。
わかってくれた。
