親友は、私の行動を心配してくれていた。

『リエ~。たまには帰りなよ。』
『全然。寝てないでしょう!』
『さいきん。荒れすぎだよ。』

親友のヨーコは
私の荒れように、どうにか手段はないものか。と言わんばかりに、私の心配をしてくれてる。

私にも
【ヨーコに心配をかけてる。】
とゆう意識は感じていた。

でも。
シュンへの想いが絶ちきれない私は
そんな。
ヨーコの心配してくれてる姿なんか
二の次に感じていた。


ヨーコは、私を見かねて

『リエさー。シュン君の事が忘れられないんでしょう!』
と私に直球に言ってきた。

私も、素直に

「うん。まだ。好きでしょうがない。どうしよう。」
と泣き出しそうな、私の言葉を聞くと

『なら。そう言いなよ!それを、シュン君に言えばいいじゃん!』
と私を叱った。

私は

「そんな事、言える勇気ない。」
と言うと

ヨーコは

『なんで?あたしに、言えて。シュン君には言えないのよ!おかしいでしょ。』
とまた、叱ってきた。

その時
たまたま、シュンが
家の隣の、私の幼なじみ。シュンの親友のジュンちゃん家に来ていた。

私は、別れてから、はじめてシュンの姿を見て
何故かわからないケド
恐怖のせいで、隠れてしまった。

ヨーコは

『リエ!何してんのよ!早く言いなよ!シュン君 行っちゃうよ!』
と私を煽ってきてくれた。