な、何て言った⁈ 今何て言った⁈
彼女⁈ 彼女って、彼女⁈
だ、 誰の?いや誰が?というか何の?何で?待って今、今一体何がっ、
何が起こっているんだっ⁈
「……ナツキの時と、違う反応だな」
「え⁈ いえその、えっと、彼女ってその、って、え?反応?え?反応ですか?」
「そう、君の反応。笑わないんだな」
「え?……笑わない?」
…そう告げられて、私は気づいた。
ナツキさんの言葉とトウマさんの言葉。それに対する私の反応に…今のトウマさんの反応。
私の中で大暴れしていた台風が、小さく小さく、消えてなくなってゆく。
「……トウマさんも…ご冗談を言われるんですね…」
なんだか台風によって整理されていたもの全てをグチャグチャにされてしまったような心境の私は、ただあっけに取られたままそう呟く事しか出来なかった。



