ここに在らず。



「いやぁ、あるある。あるって」

「そんな!それを言うならナツキさんの方が…っ、大体そうやってですね、ナツキさんが私をからかったりするから、だから、」

「だからつまり、子供なんだから子供らしく甘えてればいいんじゃないの?って、そういう事」

「そう!だから子供は子供らしく…って、はい?」


突如、なんだか色々飛び越えてしまったかのような話が、ナツキさんの口から飛び出してきた。


…子供なんだから子供らしく?


急に何の話だろうと私が訝しげにナツキさんを見つめると、ナツキさんはまた、「だからな?」と、先程の話を繰り返し、次は詳しく解説を入れてくれた。