そうだ、これはトウマさんの声だ。トウマさんが私を心配してくれて…だから私は… …と、その瞬間。 「っ!」 私は、身体を揺さぶられる感覚にハッと目を覚ました。 慌てて未だ別の感覚のあるその方向へと目をやると、覗き込むように運転席から身を乗り出したトウマさんが私の肩に手を置いている。どうやらその手が私を起こしてくれたらしい。 「あ……えっと、」 「あぁ、着いたんだけど…やっぱり疲れてたみたいだな。熟睡してたみたいだ」