そんなトウマさんの、まさかの提案。それに思わず私は「えっ、ほ、ほんとですかっ⁈ 」なんて、答える声のトーンが上がる…というか、ほぼ裏返ってしまったりする。
だって仕方ないじゃないか。買いに行かないかって事は、外に連れていってくれるということだよね?ずっと学校と家の往復ばかりしていた私にとってそれはとてつもなく興味深い話!
「い、行きまっす‼︎ 」
力の入った私はちょっと座ったままなのが勿体無いくらいに、身体を前のめりにして勢い良く返事をする。するとそんな私にトウマさんは驚いたようではあったけれど、すぐにまた微笑み返してくれた。そして、
「そんなに目を輝かされても、大した所には連れていってあげられないかもしれないけど」
そう、少し困ったように私に言った。それにどれだけ私は嬉しそうだったんだろう…なんて、今更我に返り少し恥ずかしくなる。



