私は、私の想いを全て吐き出したように思った。きっと根本的にそこだった。何故?何故あなたはここに?そんな信じられない真実が、私を夢と現実の狭間へと導いたのだと思う。きっとここが、根っこの部分だった。
私はジッと、トウマさんを見つめる。どんな答えも逃さない。全て受け入れて新しい世界を見たいと思った。そのきっかけを与えて貰えただけで、トウマさんは私にとって救世主だ。トウマさんは私を本当に助けてくれたんだと、そう思った。
「……」
私の視線の先にはトウマさんがいる。私から目を逸らす事なく、全てを受け止めてくれているようにも見えるその姿。ジッと黙ったままではいるけれど、それでも彼は答えてくれる、私はそう信じて待っていた。…そして、
「…まず、初めて会った時から始めよう」



