そう言ってまたいつものように、返事も待たずに私の隣に腰を下ろした。いつものように…というか……何て言えばいいのか、分からないけれど。
「…昨日はごめんな。トウマさんの所、行かなかったんだって?」
「……」
その名前にピクリと反応しつつ、私はもう、何で知ってるの?なんて思わなかった。どうやって知っているのかは分からないけれど、トウマさんとナツキさんに繋がりがある事も理解した。きっとそれをナツキさんも分かっているのだと思う。私が現実だと受け入れたのだという事も。だから…ここに居るのだと思う。
「で、今日は学校をバックれたか。なかなかやるな、あんたも」
そう言うとナツキさんはヘラヘラと笑った。これもまたいつも…前に見ていた笑顔と同じだ。



