その大きな声と共に、私はぐっと後ろから肩を引かれた。力強く引かれたままに、私は後ろへと振り返る。するとそこには息を切らせて苦しそうにするその人の姿。
「……何故ですか?」
私は、その人に問いかける。
「は?なぜってそれはこっちのセリフ、」
「あなたは何故ここに居るんですか?こんな所に何をしに来たんですか?それとも、私に何か用がお有りなのでしょうか?」
「……」
「始めにどんな意図があるのか教えて頂けませんか?そうでないと馬鹿な私にはあなたの話す意味が理解出来かねますので、またご迷惑をおかけするかもしれません」
「……」



