ここに在らず。



そして私はもう一度先に見える光を見つめてみた。あの下にはきっとトウマさんが居る、そう分かっている。分かっているけれど…


「…どうしよう…行きたくない…。…え?」


その呟きに、私自身が驚いた。

どういう事?行きたくないって…どうして?


『会いたい奴に現実で会えてるのに、なんで夢だと思わなきゃなんないんだよ』


「!」