トウマさんは私の微妙な変化に何故かいつも気付いてくれる。
「今日の君はなんだか…いつもと違う」
それはきっと、しっかりとその瞳で私を確認してくれているからで。
「え、えっと…そうですね。今日はなんだか寂しくなったりして…」
…だから、私は尋ねない。
「でも今トウマさんにお会いして、なんだかホッとしました。だからもう大丈夫です」
“なんで分かったんですか?”なんて、そんな事は絶対に尋ねない。
もし尋ねてしまったとして、もしトウマさんが私の事を見ていてくれていなかったとしたら…私の求めるそれとは違う返事が返ってきたとしたら、それはきっと、私の夢の終わりを意味すると思った。



