行き先は、都内の病院だった。
何でも、入院している娘さんのお見舞いだとか。
病院は、ここから歩いて20分ほどの距離。
その間おばあさんは、娘さんのことについて嬉しそうに話してくれた。
「娘はね、昔っから元気でねぇ〜。
よく、外に行っては服を汚して帰ってきたのよ〜(笑)」
おばあさんの話を聞いて娘さんの分かったことは
明るい性格で、いつもニコニコ。
人懐っこくて、歳は21だとか。
娘さんのことを話すおばあさんは、ニコニコとしていて、懐かしそうに話していた。
病院について、おばあさんに病室まで案内してもらう。
「三島 愛美(ミシマエミ)。
ここよ。」
おばあさんは、病室の前の名前を見て確認すると病室に入る。
「初めまして、突然すみません。
おじゃまします。」
と言って、病室に入ると愛美さんは、びっくりした表情をしていた。
知らない人が急に来たんだもんね、当たり前か(笑)