零side





前方は教師
左は青い空
右には泣きそうになりながら数学の計算をする乃亜




「ばーか」

乃亜「う、うっさい!」





《そこの二人静かにしなさい》



頬を膨らまして睨んでくる

決して可愛いぶりっこではない感じで。(笑)




「教えてやろうか?」

耳元で呟く

乃亜「っ!!」


耳まで真っ赤にしてノートの隅に何かを書き始める




乃亜「[結構です。]」


つまんねーの



「今日9日。お前当てられるんじゃね?」


3秒フリーズしてまたノートに書く


乃亜「[お願いします]」