部屋に戻ったらベッドに倒れ込んで泣いた。
自分はただのエサだ。
今までの自分がバカみたいで。
コンコン、
ガチャ
零「、、やっぱり。」
「うっ、ひっく、、」
零「俺遊びじゃねーよ?」
「え?」
低い声でゆっくりと近づく。
前みたいに恐怖心はなかった。
零「好きかって言われると分かんねぇ。」
ギシッ
ベッドに腰をおろした零の横がどこか切なかった
零「けど俺今まで本気で人好きになったことねーから。」
その後今まで見たことないような真剣で悲しそうに零は語った。
寄ってくる女の人は多かったけど恋愛感情は一度もうまれたことはなく昔はただの遊び人だったということ。
零「最初は乃亜も"うまそうな血のにおい"だったから近づいた。
でもただの遊びにはできなかった。
好きとか そういう気持ちなんなのかわかんねぇけど、いつの日か乃亜が頭から離れなくなった。本気で俺のもんにしたいと思った。
俺おかしいか、?」
こんな零は初めて見た。
「ふふっ、」
零「な、なんだよ!」
ちゅ、、
体調を整えるためのキスではなく、
ちゃんと´愛´の意味をもったキスをおとした
零「おまっ、、//」
「私はすきだよ。、、変態で強引でいじわるだけど、、すき。零がすき。」
零「、、おそっていい?」
「だっ、だめ!
、、ちゅーだけね?//」
ただ触れるだけのキスを何回も何回もした。
ーその日ツンデレ2人の気持ちがやっと一つになった。
