「みなさん!おはようございます。みなさんは晴れて今日から中学生になりました。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ハァ。朝からだりいよぅ・・・」
こんにちは!私、愛澤れいな。
晴れて今日から中学生になりました!!
「れいなぁ!おっはよぅ」
「おっはよー」
この子は私の大親友&私のよき理解者である、西内美香!
美香はとぉっても美人でモテモテで、頭がよくて・・・
私の自慢の親友です!!
「ねえれいなっ」
「んー?」
「やっぱ、先輩とかってリア充したりしてんのかな?」
・・・なんだ、この子。れいなとおなじこと考えてんじゃん(笑)
「やっぱ、そうなんじゃん??」・・・リア充・・・したいぃ。
【はーいみなさん!これから学級役員をきめます。誰か副委員長やりたい人はいますか?】
・・・なんだなんだ??まぁれいなには関係がないことだな。
「はいはーいっ!」
なっなぬぅ?
美香ぁ?
「えっちょ、ちょ美香?」
「ん、なんか楽しそぅじゃん。」
【はい。じゃあ西内美香さんが副委員長に決定です!】
パチパチパチパチパチ
【じゃあ、次学級委員長をやりたい人!】
・・・誰かやれよぅ。
「じゃあ、俺やる。」
【はい。じゃあ学級委員長は伊藤春喜くんに決定です!】
「美香?あれ、誰ぇ?」
「フッフッフ。れいな、春喜君ドストライクでしょ(笑)」
・・・な、な、なんでわかるの~?///
「もう。何年れいなと一緒にいるとおもってんのよ。
「ば、ばれやしたか。ドストライクですよ。」
「春喜君はK小出身なんだって」
~なるほど。だかられいなが知らなかったわけか。
やっべ~これが一目ぼれ??
この時の私は、この後あんなにも愛しくて、切ない恋を彼とするなんて思いもしなかった。