そんなこんなで放課後。
いつものとおり生徒会室へ。
彰は生徒会室の掃除当番なので、先についていた。
「なあ、愛莉。
お前、特進クラスのことどう思う?」
やっぱりきたか
『先生達勝手だよねー
まあクラスつくるのはいいとしても変に期待かけすぎってゆーか』
「だよな。
ちなみにそれだけぢゃない。これをみろ。」
彰の持っている紙には「特進クラス行事表」と重々しい明朝フォントの文字が乗っている
とりあえず、軽く目を通す。
『あれ?生徒会行事の生徒総会と選挙以外がぜんぶ抜けてる。』
そう。つまり、楽しい楽しい文化祭や、爽やかな汗を流す体育祭、球技大会、みんなの団結を深める遠足がなくなっているのだ。
「最後のところに書いてあるだろ。
【特進クラスは学業とは関連性のない行事には欠席という形をとり、他の生徒が行事最中には別途で補習・模試を積極的に行う。】
らしいよ。」
『灰色の高校生活をおくれってことね・・・あほかっ!』
あまりにもツッコミの声が大きすぎて生徒会室前の廊下からみてる生徒がいる(笑)
関係ないね。うん。愛莉様のありがたーいお話しを聞いて行きなさい。
『何が学業に関係があって何が関係ないのかなんて当事者の私達にしかわかんないぢゃん!
学校になんで文化祭があるのか。体育祭があるのか。遠足があるのか。
考えてみりゃわかるぢゃん!
補習してるよりもよっぽど有意義に時間が使えるよ
勉強はいつでも、何人でもできるけど高校の文化祭は高校生のうちにしかできないんだからね!
ってゆうか一人で頑張れないやつはみんなでやってもがんばれないんだから補習してもしなくても一緒だわ!』
彰がニヤニヤしてる
「俺に言っても意味ないだろ
ただ、こうやって職員会議でももう決まっちまった。少し頭を使わないとな。
ただ、教育委員会に言うのも、署名をするのも最後の手段だってことを忘れんなよ。」
彰のニヤニヤムカつく。
あれ、あたしもニヤニヤしてる。
「『さて、始めましょうか』」
いつものとおり生徒会室へ。
彰は生徒会室の掃除当番なので、先についていた。
「なあ、愛莉。
お前、特進クラスのことどう思う?」
やっぱりきたか
『先生達勝手だよねー
まあクラスつくるのはいいとしても変に期待かけすぎってゆーか』
「だよな。
ちなみにそれだけぢゃない。これをみろ。」
彰の持っている紙には「特進クラス行事表」と重々しい明朝フォントの文字が乗っている
とりあえず、軽く目を通す。
『あれ?生徒会行事の生徒総会と選挙以外がぜんぶ抜けてる。』
そう。つまり、楽しい楽しい文化祭や、爽やかな汗を流す体育祭、球技大会、みんなの団結を深める遠足がなくなっているのだ。
「最後のところに書いてあるだろ。
【特進クラスは学業とは関連性のない行事には欠席という形をとり、他の生徒が行事最中には別途で補習・模試を積極的に行う。】
らしいよ。」
『灰色の高校生活をおくれってことね・・・あほかっ!』
あまりにもツッコミの声が大きすぎて生徒会室前の廊下からみてる生徒がいる(笑)
関係ないね。うん。愛莉様のありがたーいお話しを聞いて行きなさい。
『何が学業に関係があって何が関係ないのかなんて当事者の私達にしかわかんないぢゃん!
学校になんで文化祭があるのか。体育祭があるのか。遠足があるのか。
考えてみりゃわかるぢゃん!
補習してるよりもよっぽど有意義に時間が使えるよ
勉強はいつでも、何人でもできるけど高校の文化祭は高校生のうちにしかできないんだからね!
ってゆうか一人で頑張れないやつはみんなでやってもがんばれないんだから補習してもしなくても一緒だわ!』
彰がニヤニヤしてる
「俺に言っても意味ないだろ
ただ、こうやって職員会議でももう決まっちまった。少し頭を使わないとな。
ただ、教育委員会に言うのも、署名をするのも最後の手段だってことを忘れんなよ。」
彰のニヤニヤムカつく。
あれ、あたしもニヤニヤしてる。
「『さて、始めましょうか』」
